2004年7月号 No. 201

終わらない不法投棄事件

廃棄物処理法改正が頻繁に行われ、産業廃棄物に対する規制が強化されているにも関わらず、不適正処理事案は後を絶ちません。3月には岐阜市において豊島事件に匹敵するといわれる大規模不法投棄事件が発生しました。今回も長年の不適正処理が食い止められず、最終的には50万立方メートルを超える産業廃棄物の山が残りました。なぜ不法投棄は終わらないのでしょう。

今回は、岐阜や函館の事例などを紹介し、不法投棄事件の構造を再度検証し、今後の対応策を考えてみたいと思います。

不法投棄の巨大化を招いた行政の不手際と地方政治の暗部−岐阜市春洞・産廃不法投棄
佐藤朋彦:環境ジャーナリスト

   
函館大規模不法投棄の教訓
井部正之:フリーライター

   
不法投棄等是正推進事業について
三重県環境森林部廃棄物監視・指導室適正処理グループ

   
青森・岩手県境不法投棄事件の教訓−青森県田子町の事例
中澤一郎:青森県田子町役場民生課長

   
住民紛争−最近の傾向
津川敬:環境問題フリーライター

   
特集関連資料
平成15年度不法投棄等産業廃棄物の残存量調査の結果について(環境省)
不法投棄撲滅アクションプラン(環境省)