2004年5月号 No. 199

処理迫られる危険産廃

新たな産廃処理が注目されています。ここ数年来、全国各地で問題になっているのが硫酸ピッチの不法投棄や不適正保管です。行政代執行や刑事告発なども年々増加の一途を辿っています。国も規制強化へ乗り出し、今年の通常国会で廃棄物処理法の改正も行われる予定になっています。一方、長年懸案となっていたPCB処理は、全国の拠点整備から実際の処理へと移行する段階になってきました。また、近年話題となったBSE問題では、新たな産廃処理も浮上してきています。これらは、現在最も早急な対応が迫られている産廃処理と言えるでしょう。

そこで、今回のINDUST5月号では、硫酸ピッチ、PCB、BSE牛などを取り上げ、迅速で適正な処理が迫られている危険産廃を取り上げながら、その対応策などを紹介したいと思います。

硫酸ピッチの不適正処分とその対策について
橋詰博樹:環境省廃棄物・リサイクル対策部適正処理・不法投棄対策室長
   
硫酸ピッチ規制条例の制定について-全国初の緊急措置条例-
山田一成:京都府企画環境部循環型社会推進課産業廃棄物政策室課長補佐
   
多発する硫酸ピッチの不適正処分と行政の対応
編集部
   
硫酸ピッチの不法投棄がつづく理由
前野三郎:フリーライター
   
PCB廃棄物処理-拠点整備から収集運搬へ
環境省廃棄物リサイクル対策部産業廃棄物課
   
日本環境安全事業株式会社のPCB廃棄物処理事業
大村卓:日本環境安全事業株式会社事業部処理事業課長
 
BSEが投げかける産廃処理問題
井部正之:フリーライター