『INDUST』2025年4月号 No.450

資源循環業におけるエネルギー活用の今後

 脱炭素社会と循環経済の実現に向けて化石燃料の使用を回避した資源循環ビジネスの推進が必要であり、熱回収(サーマルリカバリー)も不可欠になっている。本号では市町村や資源循環業者が取り組むエネルギー創出事業、エネルギー有効活用の事例を見るほか、カーボンニュートラルと循環経済に向けた今後の動向について解説する。

特集

  • 【インタビュー】 サーキュラーエコノミーの行方
    ヒト・モノ・カネ・データの「価値循環」が鍵
    動静脈連携実現には供給側強化のための施策が不可欠
    松江 英夫氏
    デロイト トーマツ グループ(同) 執行役


  • 循環経済とカーボンニュートラル
    環境省 環境再生・資源循環局
    総務課

  • 脱炭素社会に向けたエネルギーの有効活用
    ──川崎市の取り組みにみる
    川崎市 環境局脱炭素戦略推進室
    担当課長 福田 秀信

  • さらなる高みに向けて
    ──資源循環社会におけるRPF業界の現在地から
    (一社)日本RPF工業会
    会長 三輪 陽通

  • 木質バイオマスが貢献するエネルギーの資源循環
    (一社)日本木質バイオマスエネルギー協会
    専務理事 澤田 直美

  • エネルギー創造企業として邁進
    ── 高効率発電・熱利用で脱炭素に貢献へ
    新日本開発(株)
    管理部CSRグループ 岸本 力

  • 溶剤の再生と高効率なサーマルリサイクル
    三和油化工業(株)
    経営管理部
    次長 高木 昌樹

  • 再生可能エネルギーを積極的に利用
    ── 資源循環とエネルギー化の両立
    (株)アイザック
    環境事業本部 資源循環部
    資源循環課 係長 出村 友

  • 継続的で安定した熱回収実現
    ── ショック・パルス・スートブロワーの導入効果
    (株)ダイカン 堺事業所
    堺環境事業部

  • 低炭素水素の供給を実現
    ── 廃棄物発電と水素を活用した資源循環の取り組み
    アサヒプリテック(株)テクノセンター
    新技術開発推進担当部長
    吉田 将喜

  • メタン発酵を起点とするライチ栽培
    ── 再エネの地産地消をデザインする
    (株)富士クリーン
    企画開発部 小川 直紀

  • バイナリー発電を活用した地域循環共生圏の確立
    (株)フロンティア・スピリット
    経営企画部 小澤 浩


  • CN資源立国の実現に向けて
    ── CNとCE の政策融合を
    (株)三菱総合研究所
    井上 裕史
    志田 龍亮

  • 【特別レポート】
    県外最終処分実現へ全国民的な理解醸成を目指す
    ── 環境省が福島環境再生事業で説明会、見学会実施
    編集部

  • 【レポート】
    廃棄物・残さゼロな社会実現目指すコンソーシアム発足
    ── 丸紅ケミックスが設立、29社が参加
    編集部

  • 【トピックス】
    欧州ELV 規制を受けた自動車の廃プラ資源循環を考察
    ── 国際環境技術移転センターのセミナーから
    編集部

    廃棄物処理の課題解決に向けた制度改正の動き
    ── 環境省の中央環境審議会循環型社会部会から
    環境省

  • 【連載目次】
  • 麻奈に学ぶ まなび旅 第1回
    トランプ政策の読み方
    BNPパリバ証券(株)
    グローバルマーケット統括本部 副会長 中空 麻奈

  • 環境政策ウオッチ 第30回
    再生資源利用義務化へ
    「資源有効利用促進法改正案」閣議決定
    ジャーナリスト
    大村 朋己

  • 弁護士が語る産廃フロントライン 第96回
    キーワード深掘り!
    令和5年許可処分取消請求訴訟(認容)について
    弁護士  芝田麻里

  • 経営者様のバディ社労士からの通信 第22回
    採用から退職まで(4)─ 異動・転勤などについて─
    社長様のバディ社労士
    大関 一

  • 脱炭素化時代の生き残り戦略  第14回
    グリーントランスフォーメーションとカーボンニュートラル(2)
    カーボンフリーコンサルテティング(株)
    代表取締役CEO 中西 武志



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