『INDUST』2025年3月号 No.449

プラスチック資源循環の現状と課題

 海洋プラスチック問題、気候変動問題、廃棄物輸出入の規制強化などを背景に2022年4月に施行されたプラスチック資源循環法により、プラスチック使用製品の「設計・製造」、「販売・提供」、「排出・回収・リサイクル」の各段階でさまざまな企業が資源循環に取り組んでいる。今号では同法の施行状況、法施行を受けた産業界の動き、プラスチックの回収や再資源化の事例を紹介する中で、プラスチック資源循環の進展と課題を探る。

特集

  • 【インタビュー】 サーキュラーエコノミーの行方
    CE は「物量主義」ではない世の中
    動脈、静脈とも意識を変え、一歩踏み出すことが必要
    梅田 靖氏
    東京大学 大学院 工学系研究科 人工物工学研究センター教授

  • プラスチック資源循環法の施行状況
    環境省 環境再生・資源循環局 総務課
    容器包装・プラスチック資源循環室
    増田 珠希

  • 食品産業におけるプラスチック資源循環
    農林水産省 新事業・食品産業部 外食・食文化課
    食品ロス・リサイクル対策室
    容器包装リサイクル班 推進係長
    平木 裕磨

  • 家電リサイクルでのプラスチック資源循環
    (一財)家電製品協会 環境部
    星野 隆宏

  • プラスチック容器包装の資源循環
    プラスチック容器包装リサイクル推進協議会
    理事・会長補佐
    久保 直紀

  • プラスチックリサイクルの動向
    (一社)プラスチック循環利用協会 総務広報部
    冨田 斉

  • サーキュラーエコノミー実現への挑戦
    ──ドレッシングボトルから始まる資源循環
    キユーピー(株) 広報・サステナビリティ本部
    サステナビリティ推進部 環境チーム
    田頭 祐介

  • 1月から再資源化工場稼働
    ── プラスチック自主回収・再資源化の事例、
    緑川化成工業(株)に聞く
    編集部

  • プラスチック資源循環への取り組み
    三重中央開発(株)業務1リサイクル課
    リサイクル課長
    岩山 秀樹

  • iCEPオープンイノベーションが開く循環の未来
    大栄環境(株) 担当次長
    資源循環システムズ(株) 取締役
    瀧屋 直樹

  • 【トピックス】
    福島で「サーキュラーエコノミーパートナーシップ」を発足
    ──タケエイが自治体、企業、大学9団体で、
    一廃の排出抑制やリサイクル推進
    編集部

    製造業向けPFAS分析サービス開始
    ── コンサルティングも実施
    編集部

  • 【連載目次】
  • 環境政策ウオッチ 第29回
    資源循環対策加速へ広域供給網構築と制度化急ぐ
    ─ 廃蓄電池や廃自動車、廃プラ等対象に
    循環ネットワーク構築、拠点整備も─
    ジャーナリスト
    大村 朋己

  • 弁護士が語る産廃フロントライン 第95回
    キーワード深掘り!
    令和5年許可処分取消請求訴訟(認容)について
    弁護士  芝田麻里

  • 経営者様のバディ社労士からの通信 第21回
    採用から退職まで(3)
    ─ 賃金について─
    社長様のバディ社労士
    大関 一

  • 脱炭素化時代の生き残り戦略  第13回
    グリーントランスフォーメーションとカーボンニュートラル(1)
    カーボンフリーコンサルテティング(株)
    代表取締役CEO 中西 武志



閉じる