いんだすと2018年3月号 No. 365

廃プラスチックの行方

日本の使用済プラスチックの排出量約900万tのうち約140万tが海外に輸出され、うち約75万tが中国に輸出されていたが、中国の輸入規制によりこれまで中国に輸出していた廃プラの処理を検討しなければならない事態になっている。中国に輸出されていた廃プラは、現状では中国以外の近隣諸国に輸出されているようだが、国内で処理事業者に持ち込まれる廃プラは以前より増えている模様だ。処理費用は一部で増加しているとみられるものの、有価物として販売できたことで廃プラの処理を適正価格よりも安価で引き受けてきた事業者にとっては、適正価格に戻すことは難しい場合もあり、事業に大きな影響が出てくることも考えられる。廃プラスチックの輸出に関する課題や国内の資源化、処理について追った。