いんだすと2017年12月号 No. 362

あらためて、排出事業者責任とは

産業廃棄物は本来、それを生みだす排出企業が自ら処理しなければならないとされています。処理とは、産廃による生活と環境への影響を最大限抑制することです。その上で、可能な限り再資源化し、安定化させなければなりません。しかし、全ての産廃に対して、排出事業者自らが処理することが難しいことから、全国各地の産廃処理企業が、委託契約を結び処理を請け負っています。ほとんどの企業が委託を通じ、「排出事業者責任」を果たしているが、その委託費は、責任を果たすことに必要なコストに他なりません。「最終処分が終了するまで」(廃棄物処理法12条7項)、排出事業者の手元には必ず「責任」が残ります。今日の高度な経済社会で、「お金を払えば何でも解決」とはならない。12月号では、あらためて、「排出事業者責任」を見ていきたいと思います。