いんだすと2017年10月号 No. 360

業務提携とM&A

天然資源の投入抑制と表裏して、既存の製品ストックからの循環資源の回収・利用が声高に叫ばれています。最終製品が高度化し、複雑化する中で、当然、その処理・リサイクルに臨む産廃処理業者への要請も、時々刻々、高度化・複雑化の度を強めています。他方で、産廃の排出量が年々減る傾向にあり、処理企業はそうした限られた市場における収益で、社会的な要請に応えつつ、技術開発や事業拡大に取り組む宿命にあります。それはあるいは、市場の縮小と社会的要請への応答という?二正面作戦?を強いられているとも言え、一社単独で競争力を維持あるいは強化するのは、並大抵のことでなくなりつつあります。そんな中で、多数の処理企業は相互に連携、あるときは他社とのM&Aを企てることで、技術開発や営業協力、事業の拡大を進めている。それらの経営手法で?二正面作戦?は切り開けるか? 今号は業務提携とM&Aを特集します。