いんだすと2017年5月号 No. 355

廃石膏ボードの再生と利用

廃石膏ボードの再生・利用が進められています。大手産業廃棄物処理企業は近年、相次ぎ事業会社を立ち上げ、リサイクルを推進。おおよそ堅調な事業性を報告しています。廃石膏ボードは現在、新築・解体系合わせて年間約100万t排出されており、今後、老朽建築の解体需要の増加などを受け、向こう40年程度を掛けて、年間約350万tまで増大されると見込まれています。その一方、上昇し続ける排出量・処理能力に逆らうように、再生利用の用途が限られているなど、やはり、出口戦略が問題視されています。建設リサイクル制度に基づく分別と再資源化を義務づける声も広がりながら、同制度の進捗状況の確認が進められる予定です。膨れ上がる廃石膏ボードの排出に備え、その再生と利用はどこまで広がるか。